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『リアルプリンセス』

古今東西に伝わるさまざまなプリンセス・ストーリーを、現代に置き換えたとしたら、どんな物語になるのでしょうか? 人気の女性作家六人が、それぞれが選んだ題材をもとに物語を書き下ろすアンソロジー集。女性ならではの優しさあり、はたまたぴりりとする毒もあり、個性豊かで小気味良い物語が集まりました。

寺地はるな×鉢かづき
飛鳥井千砂×踊る12人のお姫様
島本理生×ラプンツェル
加藤千恵×エンドウ豆の上に寝たお姫様
藤岡陽子×乙姫
大山淳子×眠り姫

(Amazonより)

 

 

6人の作家による、既存のプリンセス・ストーリーをベースにした短編集。この本のポイントは、元のお話を作家がどう料理したかにかかってるので、ある程度予備知識を持ってから読んだほうが、2倍3倍楽しめます。

 

個人的には「鉢かづき姫」から着想を得た、寺地はるなさんの「鍋かぶり」が一番好きでした。うさんくさいカリスマ助産師に頭から鍋をかぶるように促され、はずれないまま大人になり鍋かぶりと呼ばれるようになった主人公が、素敵な旦那様を見つけるまでの過程を婚活コンサルのスピーチで語るという。

ぶっ飛んだ展開にみえて、既存のお話をベースにしっかり据えてあるのがわかるし、随所で笑えました。初めて読んだ作家さんでしたが、出会えてよかったです。

 

 

リアルプリンセス

リアルプリンセス