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夏川草介『本を守ろうとする猫の話』

【あらすじ】

主人公は高校生の夏木林太郎。ある日、たった1人の肉親で古書店を営む祖父を亡くした彼は、学校へも行かずに店の中で閉じこもっていた。そこへ、人間の言葉を話す一匹のトラネコが現れ、彼を不思議な本の世界へ連れて行ってしまう…。

「お前はただの物知りになりたいのか?」

様々な難題に立ち向かい、時には仲間に助けられながら、主人公が出す一つの答えとは?

大ベストセラー作家の描く、21世紀版『銀河鉄道の夜』。

 

全4章の中に、本に対して様々な思いを持った人が出てきます。

たくさん本を読む人間が偉いと考えている人、速読にこだわり目的を見失っている人、商売のために売りたくもない本を作り続けている人…。

 

物語の軸は、基本的に主人公が彼らに対してガツンと正論をぶつけ改心させるというストーリーなので、ある意味勧善懲悪。

それなりに楽しめましたが少しご都合主義だなと思ったし、クサイ台詞がたくさんでてくるのも子供だましだと感じたのがホンネです。

ちなみに『銀河鉄道の夜』っぽいとは全然思いませんでした。

 

でもまあ、本がテーマで読みやすいので、『ビブリア古書堂』シリーズとかが好きな方にオススメですね(なげやり)。

 

 

 

本を守ろうとする猫の話

本を守ろうとする猫の話