かんべみのり『入社1年目からのロジカルシンキングの基本』
【内容】
本書の主人公は、「ヤングかんべちゃん」。
20代をフリーター、海外放浪をしながら過ごし、キャリアのことはあまりちゃんと考えていませんでしたが、28歳のときに初めてあるイベント運営会社の正社員として採用されます。
最初の仕事はニッポン元気エキスポというイベントの企画運営。
キックオフミーティング、企画書作成、課題策定からの解決策立案、報・連・相…。仕事を進める上で立ちはだかる問題をバリバリキャリアウーマンの水谷さんと解決していきます。
この本のポイントは、作者の伝えたいことがすべて「ヤングかんべちゃん」が進めているイベント運営準備に置き換えられていること。
フレームワークやマトリクスの考え方など、言葉だけではとっつきにくいですが、具体的な使用例が描かれているのでイメージが湧きやすく、とても分かりやすいと思いました。
すべてを鵜呑みにする必要はないですが、キャリアや仕事のポイントを考えるきっかけのひとつとして、レベルアップしたい社会人の方にオススメです。