ゆるく読書感想を書き留めるブログ

本のあらすじ、感想を書き留めるブログ

読書

米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』

小市民を目指す小鳩君と小山内さんのコミカル探偵物語 小鳩くんと小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校1年生。きょうも2人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに2人の前には頻繁に奇妙な謎が現れる。消えた…

川上未映子×穂村弘『たましいのふたりごと』

作家・詩人として日本文学の最前線を疾走する川上未映子と当代一の人気歌人・穂村弘が、人生のワンダーを求めて、恋愛・創作・生活等々を縦横無尽に語りつくす! (Amazonより) この本を読む直前に、川上未映子の、村上春樹へのインタビュー集を読んでいて、な…

スティーブン・チョボスキー『ウォール・フラワー』

【あらすじ】 チャーリーは15歳。美人な姉と、フットボール選手の兄とはそれなりに仲がいい。高校で知り合ったパトリックとサムは初めて心から愛した親友だった…。 大人も子供も傷つき、傷つけながら人生を生きる。最高にクールな青春小説。 アメリカの10代…

三浦しをん『本屋さんで待ちあわせ』

【内容】 1日の大半を本や漫画を読んで過ごしている作者の、新聞や雑誌で掲載された文章をまとめた書評集。 本が好きで好きで仕方がないんだろうな、と思う前のめりな文章。あらすじや話の構造にせまるというよりも、どれだけその本が自分の心を揺さぶったか…

村上春樹・川上未映子『みみずくは黄昏に飛び立つ』

【内容】 川上未映子から村上春樹への、11時間にのぼる超ロングインタビュー集。 最新作『騎士団長殺し』の誕生秘話だけでなく、小説を書くことの方法や極意、自身が得た名声や今後について、これでもかと語りつくす、完全保存版 後書きで、思わず村上春樹が…

湊かなえ『リバース』

【あらすじ】 主人公、深瀬和久は事務機器の営業を仕事とするさえないサラリーマン。唯一の特技は美味しいコーヒーを淹れること。行きつけの喫茶店で越智美穂子という女性と出会い日常に華が咲きはじめた矢先にある出来事が起こる。 『深瀬和久は人殺しだ』…

若林正恭:編『ご本、出しときますね?』

【内容】 小説家って面白い! 無類の本好き芸人・オードリー若林正恭と、20人の作家たちが、「自分のルール」を語りつくす。BSジャパンで放送された大人気番組の書籍化。 (帯より) 小説家がテレビに出演する流れは昔からありましたが、基本的には「文化人」…

石田衣良『坂の下の湖』

【内容】 フリーマガジン「R25」にて連載されたコラムをまとめた本。政治、経済、仕事、結婚、趣味など、石田衣良がポジティブな視線でぶった切る。2008〜2010年分をまとめたエッセイ第3弾。 20代後半から30代前半の働く男性読者を対象にしたフリーマガジン…

松浦理英子『最愛の子ども』

【あらすじ】 <パパ>日夏、<ママ>真汐、<王子>空穂。 女子高生三人が作り上げる疑似家族と、それを愛でる「わたしたち」。 不思議な三角関係が築き、そして壊れるまでを描く、著者4年ぶりの傑作長編。 松浦理英子さんは本当に寡作な方で、長いキャリアの割に…

夏川草介『本を守ろうとする猫の話』

【あらすじ】 主人公は高校生の夏木林太郎。ある日、たった1人の肉親で古書店を営む祖父を亡くした彼は、学校へも行かずに店の中で閉じこもっていた。そこへ、人間の言葉を話す一匹のトラネコが現れ、彼を不思議な本の世界へ連れて行ってしまう…。 「お前は…

川口俊和『コーヒーが冷めないうちに』

【あらすじ】 過去へ戻れる喫茶店フニクリフニクラに訪れた4人の女性達。 喧嘩別れした恋人、記憶を失ってしまった夫、命を落とした肉親、そしてまだ見ぬ新しい家族…。 時を越えて話をすることで、やっと気づくことがある。通じ合う思いがある。 「4回泣ける…

かんべみのり『入社1年目からのロジカルシンキングの基本』

【内容】 本書の主人公は、「ヤングかんべちゃん」。 20代をフリーター、海外放浪をしながら過ごし、キャリアのことはあまりちゃんと考えていませんでしたが、28歳のときに初めてあるイベント運営会社の正社員として採用されます。 最初の仕事はニッポン元気…

伊藤朱里『稽古とプラリネ』

【あらすじ】29歳フリーライターの主人公は、雑誌のコラム連載のために女性の習い事を取材することに。10年付き合っていた彼氏との別れ、親友へ感じてしまう劣等感、過去の苦い出来事との折り合いのつけ方…。主人公と同年代の読者に向けた「女子のリアル」の…

村上春樹『騎士団長殺し』

【あらすじ】 妻に別れを告げられ居場所を失った肖像画家の「私」は、かつて名画家が住んでいた家に暮らすことになる。そこには「騎士団長殺し」という絵が隠されていて…。 魅力的な登場人物と、謎が謎を呼ぶストーリー展開にどっぷり浸ることができて幸せな…

オカヤイヅミ『おあとがよろしいようで』

「死ぬ前に食べたいものは何ですか?」という問いは、飲み会なんかでは割と定番の質問かもしれません。 例えば私の場合は梅干し入りのおにぎりとお味噌汁で、食べた後、眠りに落ちるように死ねたら幸せだなあとぼんやり考えていますが、そもそもこの本の作者…